サーモグラフィーで野鳥観察 その2
前回の続きです
梅雨でなかなか野鳥観察する機会が訪れず、長らく時間を開けてしまいましたが、ようやくサーモグラフィーを試すことが出来ました。
さて、気になる結論ですが。。。
サーモグラフィー(Therm App)での野鳥観察は気温が低い日か、曇の日でないと難しい。という結論です。
理由は下記の通り
- 気温が高いと、周りの樹木や石などが軒並み30度を超える。30度を超えると野鳥との温度差が小さくなり、強調されにくくなる。
- Term Appは、感知している範囲の最低気温と最高気温との幅を、ヒートマップなどで表現する。要は相対比較である。晴れていると、日があたっている場所とそうでないところの温度差が大きく、野鳥の温度がちょうど中間にあたるため、強調表現されにくい。
前回試した時は、うまく協調表現されたのですが、これは前回試したタイミングが、気温が低く(26℃程度)曇りだったため、うまく強調表現されたのだと考えられます。
今回試した際は、気温が高く(30℃程度)で快晴だったため、うまく強調表現されなかったのだと考えられます。
以上のことから、サーモグラフィー(Therm App)での野鳥観察は気温が低い日で、曇の日でないと難しい。という結論が一旦でました。
夏以外の季節ではうまく機能するかもしれません。
さて、このTherm AppはSDKが公開されているため、ソフトウェアレベルであれば自分で改造することができます。
次は、Therm Appを夏でも野鳥探知機として、うまく機能するように改造する。を実施してみます。
お楽しみに!