野鳥撮影記録

関東を中心にした野鳥撮影の記録ブログです。好きな鳥はヒタキ系。

サーモグラフィーで野鳥観察 その2

 前回の続きです

wildbird-zp.hateblo.jp

 

梅雨でなかなか野鳥観察する機会が訪れず、長らく時間を開けてしまいましたが、ようやくサーモグラフィーを試すことが出来ました。

 

さて、気になる結論ですが。。。

 

サーモグラフィー(Therm App)での野鳥観察は気温が低い日か、曇の日でないと難しい。という結論です。

 

理由は下記の通り

  • 気温が高いと、周りの樹木や石などが軒並み30度を超える。30度を超えると野鳥との温度差が小さくなり、強調されにくくなる。
  • Term Appは、感知している範囲の最低気温と最高気温との幅を、ヒートマップなどで表現する。要は相対比較である。晴れていると、日があたっている場所とそうでないところの温度差が大きく、野鳥の温度がちょうど中間にあたるため、強調表現されにくい。

前回試した時は、うまく協調表現されたのですが、これは前回試したタイミングが、気温が低く(26℃程度)曇りだったため、うまく強調表現されたのだと考えられます。

 

今回試した際は、気温が高く(30℃程度)で快晴だったため、うまく強調表現されなかったのだと考えられます。

 

以上のことから、サーモグラフィー(Therm App)での野鳥観察は気温が低い日で、曇の日でないと難しい。という結論が一旦でました。

夏以外の季節ではうまく機能するかもしれません。

 

さて、このTherm AppはSDKが公開されているため、ソフトウェアレベルであれば自分で改造することができます。

次は、Therm Appを夏でも野鳥探知機として、うまく機能するように改造する。を実施してみます。

お楽しみに!

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