台湾 阿里山で野鳥観察7月16日〜7月19日
台湾の阿里山で野鳥観察をしました。
阿里山は、台湾においての野鳥観察のメッカで、日本では見ることができない多くの野鳥を観察することができます。アリサンヒタキなどの台湾固有種も豊富に観察できます。
ネットで調べても具体的な情報が少なかったので、今回の野鳥観察記録が他の方の役に立つと良いなと思います。
行き方
MRTを使い、松山空港->高鐡台北
新幹線を使い、高鐡台北->高鐡嘉義
タクシーを使い、高鐡嘉義->阿里山賓館(今回泊まってホテル)
というルートで行きました。
阿里山での探鳥は、主に阿里山国家風景区と呼ばれるエリアで行いますが、その中でも取り分け沼平公園というところが野鳥が多いです。
阿里山賓館は、沼平公園徒歩10分程度で行けて、ホテルのグレードも良くストレスが少なく済むので、オススメです。
その他は対高岳観日坪というところで野鳥を観察しましたが、こちらは阿里山賓館から徒歩40分ぐらいのところにある展望台のようなところです。阿里山は小笠原展望台からのご来光が有名で、そのご来光の帰りに寄ることができます。
観察できた野鳥
沼平公園:アリサンヒタキ、ミヤマビタキ、シマドリ、ヤブドリ、カンムリチメドリ、ズアカエナガ、タカサゴマシコ、ヒガラ、ニイタカキクイタダキ、ウチダウソ、キバラシジュウカラ
対高岳観日坪:アリサンヒタキ、カンムリチメドリ、ヒガラ、キンイロダルマエナガ、キンバネホイビイ
阿里山賓館近くの川沿い:カワビタキ
合計14種類の観察に成功し、ヒガラ以外は日本では通常見ることができない鳥です。
詳細は以下のページをごらんください
その他には阿里山では、タカサゴミソサザイ、シロクロヒタキ、キクチヒタキ、ミミジロチメドリ、チャバラオオルリなど野鳥好きが垂涎する野鳥が豊富です。(今回は残念ながら観察できませんでした)
個体数も多く、さながら舳倉島のように多くの野鳥と巡り会えました。
その他注意事項
阿里山は天候が不安定で、朝晴れても、昼から雨が降るケースが大半です。
探鳥は午前だけできるということと、急な雨に降られてもいいような装備をすると良いです。