野鳥観察における双眼鏡の必要性
野鳥観察において双眼鏡は必須アイテムです。しかし、カメラを持っているから双眼鏡は不要とする考え方もあります。
今回は、望遠レンズを持っていても何で双眼鏡があると良いのか、ということを説明していきたいと思います。
双眼鏡で野鳥を探すメリット
例えば野鳥観察の世界ではほぼ最高峰に位置するレンズ600mm/F4で野鳥観察を野鳥を探すために使用するとどうでしょうか?良いレンズなので、遠くまで綺麗に見ることができるかと思います。
対して双眼鏡はどうでしょうか?高級品でも30万円程度の双眼鏡では、100万を超えるような高級レンズには敵わないのでしょうか?実際は違い、双眼鏡ではカメラのレンズでは受けることができない多くのメリットが存在します。
立体視できる
例え高級なカメラレンズであったとしても、単眼なので両目で見ることができません。
片目で見るということは物体を立体的に捉えることができません。
これの何が不便かというと、ピントを合わせるためにフォーカスを合わせないと行けないということです。ピントがずれると手前や奥側は大きくボケてしまい、折角ファインダー内に野鳥を捕らえたとしても発見できない事もしばしばあります。
対して、双眼鏡はピント調節をフォーカス調整のほか、自分の目でも行うことができます。両目で見ているので、普段何かを見るときのようにピントをすぐさま調節できます。こうすると細かい調整がほぼ不要なので、野鳥を発見するスピードが格段と上がります。
視野が広くクリア
両目で見る双眼鏡は視野も広いです。これは説明しなくてもイメージしやすいと思います。また、これは体感ですが600mm/F4と5万円ぐらいの双眼鏡であれば、双眼鏡の方が綺麗に見えると思います。視野が広く明るく見えるので、広範囲のものが鮮明に見えます。
コンパクト
足場の悪いところでの観察や、急に現れた野鳥の確認など、カメラに比べて全然軽量でコンパクトな双眼鏡は取り回しやすく表情に便利です。また、待ちで撮影している時などカメラを動かさず他の場所を観察できます。これにより撮影機会を損失するようなことを減らすことができるのではないかと思います。
Nikon 双眼鏡 モナーク5 8x42 ダハプリズム式 8倍42口径 MONA58X42
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2013/05/17
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
Nikon 双眼鏡 HG Lシリーズ 8×20HG L DCF ダハプリズム式 8倍20口径 8X20HGL (日本製)
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2004/11/12
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る