野鳥撮影 ロクヨンで使う三脚と雲台
ロクヨンで使う三脚と雲台の組み合わせ
前回、野鳥観察で使うカメラやレンズは、APS-Cカメラ+大砲レンズ(特にロクヨン)がおすすめという話をしました。
ロクヨンを使うにあたり必須なのが、三脚と雲台なのですが、こちらも初めての方は何を買えば良いのかわからないと思います。
そんなわけで、何を買うと良いかという話になりますが、三脚はGITZO以外の選択肢がないと思います。
雲台はビデオ雲台がおすすめで、少々高いですがザハトラーがおすすめです。
GITZOの何がおすすめか
私はGT4542SLを購入しました。カーボン製なので約2.3kgと軽量な上、耐荷重25kgでロクヨンを乗っけても抜群の安定感で超おすすめです。
上記GT4542SLの他に、更に安定感のあるGT5542SLがありますが、重さが2.8kgで重くなってしまいますし、 GT4542SLで十分と感じる以上、オーバースペックです。
(カメラ2kg+レンズ5kg+雲台3kgで計算しても合計10kgなので、耐荷重25kgで十分です)
ザハトラーの何がおすすめか
私はFSB8を購入しました。重量は2.15kgで、耐荷重は9kgです。
ザハトラー雲台は、雲台に求められる"きちっと固定出来る"と"なめらかに動かせる”の相反する二つの要件をきちんと満たしている数少ない雲台です。
ロクヨンのような重たくて長いレンズだと、固定したつもりでもちょっとずつズレてしまったりすることがありますが、このFSB8ならその心配はありません。
先に紹介したGT4542SL三脚に上記FSB8を付ける場合、専用のアダプターが必要です。
※GT4542SL+FSB8ではない場合、下記のアダプターは使えないケースもあるので注意してください。
野鳥撮影においての三脚と雲台は、レンズやカメラと同じぐらい大切なアイテムです。
三脚や雲台がお粗末で、ブレてしまったり、鳥の動きに合わせられなくて良い写真が取れなくてはせっかくの良いカメラ・良いレンズが活きません。
ましてや、三脚が倒れてレンズが壊れてしまってはお話になりません。
三脚や雲台だからと手を抜かず、いい品物を購入することをおすすめします。
またロクヨンの場合、照準器を使用することをお勧めします。詳しくは以下の記事を参照