野鳥撮影記録

関東を中心にした野鳥撮影の記録ブログです。好きな鳥はヒタキ系。

野鳥写真の作例検索

野鳥撮影のためのカメラやレンズを新たに買いたい、買い換えたい時ってそれらの機材で野鳥を撮影した時の作例が見たくなりませんか?

各メーカーの公式サイト掲載されていますが、プロが撮影した写真なんてあてにならない。アマチュアはそもそもそんな上手じゃない。その様に僕は思い、自分と同じようなアマチュアが撮影した作例が見たかったのです。InstagramTwitterでも機材情報はあまり載っていない上に探しづらい。

 

そんなわけで、作りました。メーカーや機材単位で検索できます。カメラやレンズの他に三脚なども調べられます。

野鳥撮影用機材・道具メーカー 【ZooPicker】バードウォッチングに役立つサイト

 

以下の様な作例が見られます。

zoopicker.com

zoopicker.com

zoopicker.com

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他にも多くの機材が登録されていて、作例も合計3万枚以上あります!便利ですので、機材買い替えや新たに購入する際にお役立てください。

 

また以下のページでおすすめの機材を紹介していますので併せてご覧ください。

 

wildbird-zp.hateblo.jp

 

 

wildbird-zp.hateblo.jp

 

野鳥観察における双眼鏡の必要性

野鳥観察において双眼鏡は必須アイテムです。しかし、カメラを持っているから双眼鏡は不要とする考え方もあります。

 

今回は、望遠レンズを持っていても何で双眼鏡があると良いのか、ということを説明していきたいと思います。

 

双眼鏡で野鳥を探すメリット

例えば野鳥観察の世界ではほぼ最高峰に位置するレンズ600mm/F4で野鳥観察を野鳥を探すために使用するとどうでしょうか?良いレンズなので、遠くまで綺麗に見ることができるかと思います。

対して双眼鏡はどうでしょうか?高級品でも30万円程度の双眼鏡では、100万を超えるような高級レンズには敵わないのでしょうか?実際は違い、双眼鏡ではカメラのレンズでは受けることができない多くのメリットが存在します。

 

立体視できる

例え高級なカメラレンズであったとしても、単眼なので両目で見ることができません。

片目で見るということは物体を立体的に捉えることができません。

これの何が不便かというと、ピントを合わせるためにフォーカスを合わせないと行けないということです。ピントがずれると手前や奥側は大きくボケてしまい、折角ファインダー内に野鳥を捕らえたとしても発見できない事もしばしばあります。

 

対して、双眼鏡はピント調節をフォーカス調整のほか、自分の目でも行うことができます。両目で見ているので、普段何かを見るときのようにピントをすぐさま調節できます。こうすると細かい調整がほぼ不要なので、野鳥を発見するスピードが格段と上がります。

 

視野が広くクリア

両目で見る双眼鏡は視野も広いです。これは説明しなくてもイメージしやすいと思います。また、これは体感ですが600mm/F4と5万円ぐらいの双眼鏡であれば、双眼鏡の方が綺麗に見えると思います。視野が広く明るく見えるので、広範囲のものが鮮明に見えます。

 

コンパクト

足場の悪いところでの観察や、急に現れた野鳥の確認など、カメラに比べて全然軽量でコンパクトな双眼鏡は取り回しやすく表情に便利です。また、待ちで撮影している時などカメラを動かさず他の場所を観察できます。これにより撮影機会を損失するようなことを減らすことができるのではないかと思います。

 

 

Nikon 双眼鏡 モナーク5 8x42 ダハプリズム式 8倍42口径 MONA58X42

Nikon 双眼鏡 モナーク5 8x42 ダハプリズム式 8倍42口径 MONA58X42

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【初心者向け】バードウォッチングに必要なもの

バードウォッチングに興味を持ち出してきましたが、一体どんなものを持っていけば良いのでしょうか。

そんな初心者の悩みに答えるため、これだけ持っていけば間違いなし!なアイテムをリストアップしました!


双眼鏡

双眼鏡が無いと、遠い場所にいる野鳥や小さい野鳥はきちんと観察することが難しいです。カメラがあればカメラだけでも大丈夫です(スマホカメラは倍率不足なのでNG)。

 

カメラ

観察した野鳥を撮影できると、あとでどんな種類の野鳥を見たのか調べることができます。その場で判定するのは初心者には難しいので、撮影してからじっくり確認することをオススメします。(スマホカメラはNG。高倍率ズームができるコンパクトデジタルカメラが理想。一眼レフなら最低でも400mm以上の焦点距離。)

 

野鳥図鑑

観察した野鳥がどんな種類なのか調べるために必要。コンパクトなものが望ましいです。

ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑 (新潮文庫)

ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑 (新潮文庫)

 
新・山野の鳥―野鳥観察ハンディ図鑑

新・山野の鳥―野鳥観察ハンディ図鑑

 

 

スマートフォンがあれば、簡単に調べることもできます。

野鳥情報 【ZooPicker】バードウォッチングに役立つサイト

 

帽子

夏の場合の熱中症予防、そのほかの季節でも蜂から頭を守ったりなど、あると安心です。 

(モンベル)mont-bell GORE-TEXメドーハット Men's 1128510 DKNV ダークネイビー L

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(モンベル)mont-bell GORE-TEX  メドーハット Women's 1128511 OYST オイスター S

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長袖のシャツ・ズボン

山などに行く場合は、夏場でもできれば長袖が良いでしょう。蚊などの虫やヒルから守ってくれます。

 

 

運動靴

ヒールや革靴はもってのほか。コンバースやVANSも都市公園などで無い限りはあまり向いていません。足が痛くなります。

運動靴や、トレッキングシューズが良いでしょう。

 

 

これは水分不足を防ぐためです。意外と自動販売機やコンビニがなくって困ることがあります。

 

野鳥撮影にOM-D E-M1 MarkIIは使えるのか

OM-D E-M1 MarkIIは野鳥撮影に使えるのか?

野鳥撮影はNikonCanon一眼レフカメラを利用するのが定番となっています。

NikonであればD7200やD500、D5、CanonであればEOS 7D Mark2や1DX Mark2などの主に高速連写を売りにしたタイプです。

多くの野鳥撮影者が上記のようなカメラを利用しており、それで撮影される野鳥も美しく撮影されているものが多いので、実績としても十分なのでしょう。

 

しかし、最近はミラーレス一眼レフも高性能化していて、その中でもOM-D E-M1 MarkIIが撮影に使われることが増えてきています。そこで、ミラーレス一眼レフは野鳥撮影に使えるのかを探っていきたいと思います。

 

コンパクトに焦点距離を稼げることが魅力なOM-D E-M1 MarkII

野鳥撮影に使われるミラーレス一眼で、最も注目されているであろう機種がOM-D E-M1 Mark2です。

 

このカメラはセンサーサイズがマイクロフォーサーズとなっていて、画角が狭い代わりに実質的な焦点距離がフルサイズと比べて約2倍なります。APS-Cと比較しても1.3倍から1.4倍ほどです。

この性質を生かして超望遠撮影をコンパクトに行えることに、OM-D E-M1 Mark2の魅力はあります。

 

例えばCanonの7D mark2に400mm f5.6L USM のレンズをつけた場合、焦点距離は約640mmになります。

対してOM-D E-M1 Mark2はマイクロフォーサーズなので、M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROをつけることで焦点距離は約600mmとなりほぼ同等の距離となります。

これらのセットに対するサイズ・重量は以下の通りとなり、OM-D E-M1 Mark2のセットがいかに取り回しやすいかお分りいただけるかと思います。

 

7D mark2(820g)+レンズ(1250g)で合計2070g。

レンズ最大径x長さ:90x256.5mm

 

OM-D E-M1 Mark2(498g)+レンズ(1270g)で合計1768g.

レンズ最大径x長さ:92.5x227mm

 

レンズの最大径は2.5mmほど7D mark2のセットが小さいものの、重さではOM-D E-M1 Mark2のセットの方が約300g軽く、レンズも30mmほど短いです。

 

またこのカメラはAF/AE追従で最高18コマ/秒の高速連写性能を誇り、D5や1DX Mark2よりも連写性能に遥かに優れています。この点がまず野鳥撮影における魅力の一つです。

 

 

 

 

他のカメラについては以下をご参考ください。

 

wildbird-zp.hateblo.jp

 

wildbird-zp.hateblo.jp

 

野鳥撮影のテクニック【初級編】

野鳥撮影をいざ始めてみると、上手に撮影することが難しいと感じる人は多いと思います。この記事では野鳥撮影の難しさがどこにあるのかを探り、上手に撮影するためのテクニックとして主に初心者の方を対象に伝えたいと思います。

野鳥撮影の難しさはどこにあるのか

野鳥撮影が難しい理由は色々ありますが、一番大きい点は野鳥は野生動物であり人間の思った通りには動かないし、姿を現さないという点です。

ここをどう解決していくかが、いい野鳥撮影ができるかどうかのキーポイントになります。

野鳥は野生動物であり人間の思った通りには動かないし、姿を現さない

もうこれはその通りで、まず見つけられないし、見つけても綺麗に撮影できる場所に出てきてくれないし、出てきたと思ってもすぐに飛んで行ってしまう。。。こんな感じです。

これらを解決し、少しでもいい瞬間を撮影するためには、まず野鳥を一つの命として認識して野鳥の気持ちになることが重要です。

 

野鳥から見たときの人間は基本的には脅威と見えるので、脅威と感じさせないことがまず必要です。具体的には大きな音は立てない、大きく動かない、集団で行動しない、見つけても追いかけない。というようなことです。

ありがちなのが、見つけたら逃げられたくないという気持ちから高速に接近したり、逃げられたからと追いかけ回すことです。

 

野鳥を探すフェーズでは野鳥の声や木を突く音、藪で動く音などを聞けるぐらい静かに行動し、ゆっくり移動しましょう。見つけたらまず立ち止まり、その野鳥がどう行動するか観察します。そのまま飛び去ってしまっても、慌てずに行動を観察しましょう。そのまま遠くへ移動してしまうようであれば追っても野鳥に負荷をかけるだけであまり意味がありません。

そのように観察しているうちに、付近をうろちょろしているだけだったり、ある枝でのんびりしだしたり餌を食べたりしだすケースが結構あります。このようなタイミングが狙い目です。

そしたらその場でまず撮影しましょう。そして、10cmぐらいずつゆっくりと近づいて距離を縮めていきましょう。ここでも慌てずに行動してください。このように、野鳥には圧をかけないように行動することが基本です。

 

これらができて、初めてカメラの設定や場所どり、野鳥の習性などの小手先のスキルが活きるようになります。

 

また以下のように、装備するものを自然環境と近い色合い(迷彩柄やアースカラー)のものにすることで視覚的に人間を感知させにくくするという考え方もあります。

Velbon カメラレインカバー迷彩 390615

Velbon カメラレインカバー迷彩 390615

 

 

 

 

ルリビタキ

和名:ルリビタキ

英名:Red-flanked Bluetail

学名:Tarsiger cyanurus

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写真はルリビタキのオスです。

 

ルリビタキはスズメ目ヒタキ科に属する鳥です。

日本では主に、本州中部より北の高山帯で繁殖し、日本の広範囲の低地で越冬します。

 

オスは鮮やかな青色と、腹部横の黄色い毛が特徴で、メスは緑褐色の体とオスと同じように腹部横が黄色くなっています。

 

特にオスは美しい野鳥としてバードウォッチャーに人気があり、市街地の公園などでも比較的容易に観察できる冬場にはアイドル的な存在になります。

 

主に藪の中にいることが多いので、ヒッヒッングッングッと地鳴きした時を逃さないように声に耳を傾けながら探すと見つけられるかもしれません。

 

同時期、同じような場所で観察されることが多いジョウビタキとよく縄張り争いをしています。ジョウビタキはオスははっきりとしたオレンジ色なのですが、メスはルリビタキと似た色をしています。ルリビタキのメスは尾羽が青く腹部が黄色い、ジョウビタキは尾羽はオレンジ色で腹部はベージュと覚えておくと見分けやすいでしょう。

 

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沖縄の野鳥

日本の野鳥観察において、沖縄は特別なエリアと言えます。

それは、本州とは気候などの生息環境が日本の他の場所とは大きく違い、距離も離れているため、生息している野鳥が本州などとは大きく違うからです。この中には沖縄の固有種も含まれています。

また、島が多く渡りのシーズンに旅鳥や迷鳥も舳倉島や飛島などと比較されるほど多くやってくるからです。

さて、そんな沖縄にはどんな野鳥がいるのでしょうか?

アカヒゲ

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アカヒゲは、コマドリ属に分類される鳥類で、コマドリと似ている鳥です。

アカヒゲの学名がErithacus komadoriで、コマドリの学名がErithacus akahigeとなっていて、逆転してしまっているのは有名な話です。

アカヒゲは沖縄の他に、奄美諸島などにも生息していて、冬には台湾などに渡ったりもしますが、沖縄の野鳥と言っても過言ではないかと思います。

沖縄では比較的ポピュラーな野鳥なので、沖縄に行った際にはぜひ観察したい野鳥ですね。

ノグチゲラ

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ノグチゲラは、キツツキ科ノグチゲラ属に分類される鳥類で、いわゆるキツツキの一種です。

なんと、ノグチゲラ沖縄本島の北部にしか生息していないと言われていて、沖縄県でしか見られない沖縄の固有種となっています。

さらにIUCNレッドリストではCR(絶滅寸前)と評価されており、とても貴重な野鳥となっています。

絶滅しないようにと、立ち入り禁止の保護地区を設けるなどの保護活動が行われています。

ヤンバルクイナ

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沖縄といえばヤンバルクイナで、こちらもノグチゲラと同じように沖縄北部にのみ生息する、沖縄の固有種となっています。

IUCNレッドリストではEN(絶滅危惧)と評価されていているが、環境省レッドリストではCR(絶滅寸前)と評価されていて、ヤンバルクイナも保護活動が必要となっています。

その他には

この他にもリュウキュウサンコウチョウリュウキュウキビタキリュウキュウアカショウビンなど、本州で見られる種類の亜種が生息しています。 また、固有種ではありませんが、カンムリワシ、シロガシラなど本州ではまず見られない野鳥も多く見られます。 その他にも沖縄には魅力的な野鳥が多く生息しています。詳しく以下をチェック!

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